A1:mypp.jarを登録したい場合は、下記の手順にて行います。
(1)アプリケーションの設定ファイルの作成
一度もVstomeMagicからアプリケーションを登録したことが無い場合は、下記手順で、VstoneMagicで適当なアプリケーションをSotaに登録します。
ワークスペースを開いた状態で、メニューの設定/通信>アプリケーションの管理を選択します。
AppPropertiesダイアログが表示されるので、アプリケーションを登録・変更ボタンを押します。
次に、設定を本体に送信ボタンを押します。
正常にアプリケーションが登録されれば、Sota内部に下記の設定ファイルが作成されます。
/home/vstone/vstonemagic/app/jar/app.properties
(2)自作アプリケーションの配置
次にSotaにターミナルソフトでログインします。
jarファイルの実行ディレクトリ(ここではMyApp)を作成
mkdir /home/vstone/vstonemagic/app/jar/MyApp
jarファイル(ここではmyapp.jar)をディレクトリに配置
/home/vstone/vstonemagic/app/jar/MyApp/myapp.jar
(3)自作アプリケーションの登録
設定ファイルの中身を確認します。
cat /home/vstone/vstonemagic/app/jar/app.properties
====================================================
length=1 #アプリ数
Debug=false
TimeZone=Asia/Tokyo
app1.title=対話デモ #タイトル
app1.workingdir=DocomoTalkDemo/ #実行ディレクトリ
app1.jar=DocomoTalkDemo.jar #実行可能Jarファイル
app1.type=app #app固定
app1.trigger= #なし
app1.triggeroption= #なし
====================================================
次にvi等でファイルを以下のように編集します。
lengthは登録されているアプリケーションの数を表します。
自作アプリケーションを登録するので、この値を+1します。
さらにアプリごとにタイトル等を設定します。
編集後は以下のようになります。
====================================================
length=2 #アプリ数
Debug=false
TimeZone=Asia/Tokyo
app1.title=対話デモ #タイトル
app1.workingdir=DocomoTalkDemo/ #実行ディレクトリ
app1.jar=DocomoTalkDemo.jar #実行可能Jarファイル
app1.type=app #app固定
app1.trigger= #なし
app1.triggeroption= #なし
app2.title=オリジナルアプリ #タイトル
app2.workingdir=MyApp/ #実行ディレクトリ
app2.jar=myapp.jar #実行可能Jarファイル
app2.type=app #app固定
app2.trigger= #なし
app2.triggeroption= #なし
====================================================
編集したらファイルを保存して、Sotaを再起動します。
(4)登録したアプリケーションの実行
Sotaの背面のボリュームボタンを同時押しして、設定モードに入ります。
メニューからアプリの実行を選択します。
アプリの選択メニューで、登録したアプリケーションを実行します。